2014年03月30日

秩父鉄道2014年3月の離別

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秩父鉄道1000系電車。 2013年10月12日を最後に運用を離脱した1001号編成から約5ヶ月、新秩父色の1010号編成から1ヶ月後の2014年3月23日に、最後に残った1003号編成が引退しました。

最後に残った1003号編成も、2014年2月の大雪で機器故障を起こし、少しの間運用に入っておりませんでしたが、秩父鉄道職員様の懸命な修理によって復活。一般利用者が乗車出来る営業運転最終日に、最後の熊谷-羽生間1往復が車両変更されてしまいましたが、無事に役目を終えました。

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1003号編成は、細かな故障や不具合が多い編成であった気がします。秩父鉄道的な営業には差し障りはありませんが、三峰口側デハ1003号側のワンマン先幕が破れてコピー用紙で代用していた期間があったり。広瀬に到着した後表示された「おわり」幕も、1010号編成とフォント文字の大きさが違っていたりして、以前不都合で交換されたようです。
搭載されていたCPの音も、末期には金属の振動音が混ざり、音だけで個体判別出来たりもしました。

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本当にいろいろ愛着感満載の編成でした。

一般営業翌日から3日間行われた、ツアー客用の臨時列車も23日には秩父駅で花束が渡され、皆に惜しまれながら無事に終了。秩父鉄道の一時代を築き終えました。

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今はもう…秩父盆地を走る姿は拝めませんが、沢山の写真と音声を記録する事が出来ました。今後も沿線を歩く度、目新しい景色を背景に他形式を記録する度、現地を走り続けた1000系との出来事を思い出すのでしょう。







ラベル:1000系 秩父鉄道
posted by ハイニェル王子・光臨 at 19:00| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 秩父鉄道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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