2012年12月に1007Fが営業から離脱した後、2013年の秋口まで秩父鉄道1000系は暫く1001F 1003F 1010Fの3本体勢が続きましたが、10月12日のイベントを最後に1001Fが運用離脱しました。
前回離脱した1007Fは側面窓枠付近の塗装が剥がれ、そこから入り込んだ雨水に浸食される形で錆が浮き、引退止む無しでしたが今回の1001Fはそこまで酷い外観ではありませんでしたが、下回りの駆動系に問題が発生する兆候を感じたりもしました。
これまでの秩父鉄道沿線での活動は音拾いが主でしたが、カメラを新調したことをキッカケに写真をも撮影するように。
3本残った1000系のうち、一番遭遇機会が無かったスカイブルーの車体は撮影枚数も他の編成に比べて少なくて物足りない感じです。
思い出と言えば遭遇機会が無い縁遠さそのものと、1201号窓枠の隙間に生えた雑草の存在だったと思います。車内の塗装が剥が具合等の雰囲気が、三峰口に雨ざらしで展示されている100系の車内のソレと似通って見えた晩年。
撮影枚数は心無しか足りないものの、好きな一枚は残せました。
思い出の音も拾えました。
とても淋しいですがお別れでなんですね。
1001F、半世紀に渡るお勤め、本当にご苦労様でした。
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