そんな、「犬も歩けば俺に当たる」的な生ダルい活動の成果として、第100回は4ch録音をした音源の中から一音出したいと思っております。
4ch録音は、普段録音する2ch音声よりも格段に難しい事を思い知らされたこれまでで御座いました。各マイクカプセルのレベル設定よりも、「何処の位置にどうマイクを向けるか」が最も難しく感じ、毎回のように位置取りで悩んでおりました。同じ場所にセットするにしても、平地からの高さや全体のバランスが少し変化するだけでも音がコロりと変化してしまいます。通常の録音もそうですが、4ch録音の際には特に「物体の移動感」を重視したセッティングをするつもりではいますが、なかなかどうして思い通りの音をキャッチしずらいです。
ですがしかし、思い通りの移動感あるリアリティ溢れる音が録れると多重録音により魅力を感じ、チャンネル数を増やしてみたいと思うようになりました。数年後には8ch録音とかしてそうで怖い程に。
所で、録音した音声ファイルを直に聴く時の印象と、2chに汎用化した時の音声にもかなりの印象による差があり、本来持っている素性の音声をお聴かせする事は難しいのですが、第100回の記事に遭遇した際はじっくり聴いてみて下さい。
できれば就寝前に。
ラベル:録音記録